2018年01月17日

挑戦☆作ってみよう

=お雑煮・だてまき・栗きんとん=
日時:平成29年12月17日
場所:アカデミー茗台 実習室
講師:村田千代(とらいあんぐる食リーダー)+プロジェクトチーム

挑戦☆作ってみようでは、参加した子どもたち自身が、切ったり煮たり焼いたりの調理する作業はもちろん、必要な道具を探し出し、材料を計るところから、後片付けまでやります。

今回もたくさんのお申し込みをいただき、小学生21人、保護者2人が参加しました。

子どもたちからは、予想通り、だて巻きや栗きんとんが好評でしたが、お雑煮が美味しかったという感想が結構ありました。
スタッフも同感。なぜなら、こんぶとたっぷりのかつお節でとった、リッチな一番だしだからです。
かつお節を計ろうとすると、「全然重さが変わらない」、「計りが壊れてる」という声。
いえいえ、かつお節はふわふわしているから、ボウルにたっぷり入れないとレシピ通りの30gにはなりません。
おかげでいい香り、いい色のだしが出来ました。

難しかったこと、大変だったことは、さつま芋の裏ごしです。
裏ごしって言われても、どんな作業かわかりませんよね。
芋があたたかいうちに木ベらでこし器の網目を通すはずが、周りに落ちたり、
芋が網目の上を行ったり来たりしたり。裏ごしした後にひっくり返してみると、
網目に芋がにゅる〜とついています。「霜ばしらみたい」「芋虫みたい」。
感じたまま、思い付いたままの言葉が出てきます。

さつま芋、にんじんはかたくて切るのが大変。
1pや3oに揃えるのは無理でも、一生懸命切っていました。

そしてハプニング栗の甘露煮のびんが開かない(>_<)
男子も女子も大人も集まって、力で回す人、あたためる人、
あーだこーだと知恵を絞りました。あきらめかけた頃、スタッフの一人が開封。
無事に「栗」きんとんが出来ました。

今回はみんなの手際が良くてスムーズに三品が出来上がりました。
洗い終わった食器や器具の整理も手伝ってもらいました。

今度のお正月には何を食べるかな?
今日のことを思い出してくれたらうれしい。作ってくれたら、もっとうれしいです。
次回は夏休みの予定。また一緒に挑戦しましょう。

食リーダー・村田 千代
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2017年09月05日

挑戦☆作ってみよう

スイーツ大好き
=豆大福・米粉パンケーキ=
日時:平成29年8月6日
場所:アカデミー茗台 実習室
講師:村田千代(とらいあんぐる食リーダー)+プロジェクトチーム

挑戦☆作ってみようでは、参加した子どもたち自身が材料を計るところから、
道具を探し出し、もちろん切ったり、煮たり焼いたり、そして後片付けまでやりま
す。

今回もたくさんのお申し込みをいただき、小学生21人、保護者4人が参加しました。

自己紹介が終わったら、大福作りからスタートです。
子どもはもちろん、大人も大福作りって経験ないですよね。
イチゴ大福は季節的に無理なので、缶詰のフルーツを入れて世界に一つだけの大福を
作りました。

白玉粉を使って蒸し上がった大福の生地は熱くてもちもち、べたべた。
手につきやすく、扱いがとても難しい。
片栗粉をつけるとくっつきにくくなるけど、伸ばすのも丸めるのも一苦労です。
レシピではフルーツをあんで包み、それを大福の生地で包みます。
きれいに包む子どもがいる一方、フルーツをたくさん入れて全く包めない
子、はじめから包まずオリジナルな形を作る子もいて、個性が炸裂!

パンケーキ作りの難関は卵を割ること。力加減が難しい。
卵白と卵黄に分けるので、きれいに割りたいのですが・・。
3つの卵をきれいに割ったグループは1つもありませんでした。
それでも一度失敗した子がリベンジに成功することも。
卵黄が少々混じっていても卵白の泡立て続行です。
次なる難関はフライパンで焼いたパンケーキを裏返すこと。
真剣な表情で挑んでいました、少々焦げても「おいしい」

いつものことですが、アクシデントがいっぱい。
材料を入れ忘れたり、間違えて混ぜちゃったり。
でも不思議なことに結果はOK、おいしかったの声。
レシピ通りでなくても、自分で作ればこだわりのおいしさを感じます。

レシピにないことにも挑戦がありました。
缶詰を缶切りで開けること。最近あまり見かけませんね。
はじめは「?」顔の子どもですが、コツをつかんですいすいと切る子もいました。
そして、ちょうどいい計量カップやボウルを使うこと、
すりばちや泡立てしているボウルを手で押さえることなど、
ちょっとしたことに「そうなんだ」という気づくことがありました。
中には後片付けでシンク洗いに夢中になる子もいました。

大人が気づかないことにも興味を持つ子ども達、次なる挑戦が楽しみですね。

次回は冬休みの予定です。お楽しみに。

食リーダー・村田 千代
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2017年06月25日

挑戦作ってみよう

挑戦☆作ってみよう+異文化体験コラボ企画
ダリルパパのアメリカンキッチン
=ローストチキン・オートミールレーズンクッキー=

日時:平成29年3月20日

場所:アカデミー茗台 実習室

講師:ダリル・マグリー、ボブ・ラック
   村田千代(とらいあんぐる食リーダー)+プロジェクトチーム



挑戦☆作ってみようでは、参加した子どもたち自身が材料を計るところから、道具を
探し出し、もちろん切ったり、煮たり焼いたり、そして後片付けまでやります。

小学生15人、保護者6人が参加しました。
昨年夏開催のアンコール企画、内容をグレードアップしました。

講師のダリルさん、ボブさん、楽しい二人と一緒に調理開始です。
クッキーのレシピはなんと英語です。
ボブさんのニンジンマイクを前に子どもが英語の文章を読み、
ダリルさん手作りのイラストのボウルに材料のカードを入れていきます。
小麦粉?バター?シナモン?・・・
子ども達、ダリルさんに名前を呼ばれてドキドキしながらイラストを入れました。
子ども達は英語がわからなくても、二人のヒントをもとにあれかな、これかな、と考
えていました。
そして「フラワー」は「花」ではなく「小麦粉」と気づく、
すばらしい発見も子もいました。

今回もスタッフの用意した丸鶏のローストチキンをダリルさんが
カットしながらお話ししてくれました。
丸鶏を見ることはなかなかないけど、カットするとだんだん見たことのある
形に変わっていく様子が楽しいですよね。

試食後に感想を聞くと・・
野菜を切ることにがんばった子、じゃがいもの芽とりに苦心した子、
大さじ、塩ひとつまみなど材料を量ることが楽しかった子、
クッキー生地を並べるときに何を使うか考えて工夫した子、
オーブン皿を出すときに重いなと感じた子、洗い物が楽しかった子。
初めてのことも多かったと思いますが、挑戦してくれたこと、
発見してくれたことをたくさん話してくれました。
保護者の方は、手や口を出さないのは結構難しかったけど、
高学年の子が低学年の子を導いてくれて初めてでも安心できたと話してくれました。

ダリルさん、ボブさん、日本語がとても上手なお二人ですが、
きっと最初からはうまくいかなかったでしょう。
第一歩はだれでも難しいこと。
今日の経験が何かに挑戦する第一歩になればうれしいと思います。

焼き上がったクッキーをつまみ食いしたり、なかには焼く前のクッキー生地を
つまみ食いしたグループもありました。
すごい挑戦。手作りならではの経験でした。

「食」リーダー・村田 千代
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posted by NPO地域ネットワークとらいあんぐる at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 挑戦☆作ってみよう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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